研修担当者のブログ
2023.02.21
アンケート調査を行うときの注意点
職場でケアの質向上などの取り組みを行う時など、弊社では良くアンケート調査を行います。
介護の仕事は職員が一同に会して会議等を行うことが難しく、一人ひとりの思いを聞いたり職場をより良くしていくアイデアを募ったりすることがなかなかできません。そういう時にアンケートを活用し、アンケートを通してリーダーと部署のメンバーの対話を深めることが出来るのが、アンケートのメリットだと思っています。
今回は、職場でアンケート調査を行う際の注意点について、最近話題の「ChatGPT」「Perplexity」を活用してまとめてみたいと思います(どちらもPCやスマホで使用できる人工知能のことです)。
1.アンケートを実施する主な目的
1)社員のアイデアを集める: 社員が多岐にわたる課題やアイデアを集めることで、新しい取り組みを行うために使用します。
2)社員のニーズを把握する: 社員が求めるサービスや制度を把握することで、仕事や環境を改善するために使用します。
3)社員の満足度を測定する: 社員が仕事や環境に対してどの程度満足しているのかを確認することで、改善点を見つけるために使用します。
4)組織の戦略に沿ったアンケートを行う: 組織の戦略に沿ったアンケートを行うことで、戦略に沿った改善を行うために使用します。
2.アンケート調査のメリット
1)多様な意見を収集できる: アンケートは大勢の人に対して実施することができるため、多くの人の意見を収集することができます。
2)コスト効率が良い : アンケートは、オンラインや紙ベースなどで実施することができるため、人件費などのコストをかからないため、コスト効率が良いです。
3)横断的なデータを収集できる: アンケートは、横断的にデータを収集することができるため、時間的な変化や地域的な違いを把握することができます。
4)簡単に実施できる : アンケートは、簡単に実施することができるため、研究者や組織などが簡単にアンケートを実施することができます。
3.アンケートの実施方法
1)アンケートを作成するには、Googleフォームなどのオンライン・フォーム・クリエーターを使用すると集計の手間が省けて便利です。
2)アンケートをデザインするときは、対象者を考慮し、デザインを具体的にし、質問をグループ化し、簡潔に保ち、アンケートの目的を概説することが重要です。さらに、正確性を確保するために、明確で一貫した書式を使用し、さまざまな方法で質問する必要があります。
4.アンケートの質問の種類
1)選択式アンケート:回答者に対して選択肢が用意されており、その中から回答を選ぶタイプのアンケート。
2)自由入力式アンケート:回答者に対して自由に回答を入力するタイプのアンケート。
3)数値入力式アンケート:回答者に対して数字での回答を求めるタイプのアンケート。
4)スケールアンケート:決められたスケール(例、満足度など)に従って回答を求めるタイプのアンケート。
5)グリッドアンケート:複数の質問を行って、それぞれの答えをグリッド形式で収集するタイプのアンケート。
6)エンドオープンアンケート:回答者が自由に回答を入力するもので、統計分析の難しいもの。
7)ランダムサンプリングアンケート: ある人からランダムに選ばれた回答者に対してアンケートを行うもの。
5.職場アンケートを行う際の注意
職場アンケートを行う場合は、以下のような点に注意する必要があります。
1)調査の目的に合った質問を作成すること。
2)調査対象に合った選択肢があること(選択肢は、調査対象にとって適切であるようにしましょう)。
3)質問文とオプションを見直すこと。
4)調査の順番についても注意すること。質問の順番は、調査の目的に合った順番にすること。
5)匿名性を守るようにすること。
6)調査対象に対して、十分な説明を行うこと。
7)質問の数を減らすことで回答者の負担を減らすこと。
8)調査結果の分析方法を決め、結果を正確に解釈すること。
6.その他
1)回答者の回答に偏りがある: アンケートには、回答者の回答に偏りがあるため、結果には偏ったデータが含まれる可能性があります。
2)言語や文化の違いがある: アンケートは、言語や文化の違いがあるため、回答者が理解しにくい質問がある場合があります。
3)回答者が嘘をつく可能性がある: アンケートは、回答者が嘘をつく可能性があるため、結果には正確なデータが含まれない可能性があります。
如何だったでしょうか。
今回は、箇条書きの部分のほとんどを、「ChatGPT」と「Perplexity」に教えてもらい(?)まとめましたので、ブログ全体をまとめるのに実質30分くらいしかかかっていません(いつもの半分以下)。ただ、ChatGPTを使う際に注意すべき点として「一次情報が分からないことによるリスク」が指摘されています。時々適当なことを言っている場合があるようです。今回の記事は割と納得の内容になっているかなと思いますがよくよく読み返すと怪しい部分があるかもしれません。ちなみにPerplexityの方は、出展を示してくれるのでまだ安心かなと思います。
私が実際にアンケート調査を行ってみて大事だと思うのは、結果を分かりやすくまとめて対象者に示すこと、その際に管理者などのコメントを入れてもらって双方向の取り組みにすること、そしてネガティブなアンケート内容については慎重に扱う事です。
使い方によって、チームを良い方へも悪い方へも導くことが出来る魔法の道具。それがアンケートだと思います。